ご利用料金について|精神科訪問看護ステーションれむりあ(伊勢崎市)
当ステーションの精神科訪問看護は、医療保険制度および各種公的支援制度を活用して、安心してご利用いただけます。
1. 基本の制度:自立支援医療で負担は「1割」に軽減されます
精神疾患で通院や訪問看護を利用されている方は、
「自立支援医療(精神通院医療)」という制度を申請することで、医療費の自己負担が原則1割に軽減されます。

例えば、本来5,000円かかる訪問看護サービスでも、自己負担は500円程度になります。
また、この制度では**所得に応じた“月額上限額”**が設けられており、一定の金額を超える負担は発生しない仕組みになっています。
| 所得区分 | 月額の自己負担上限 |
|---|---|
| 非課税世帯(生活保護) | 0円 |
| 低所得者層 | 2,500円〜5,000円 |
| 一般所得層 | 最大10,000〜20,000円程度 |
詳しくは:
群馬県 自立支援医療制度(精神通院医療)
2. 各市町村によって、さらに自己負担が「ゼロ円」になることもあります
🔷 伊勢崎市在住の方へ
伊勢崎市では、精神疾患をお持ちの方に対して**福祉医療制度(通称:マルフク)**が整備されています。
この制度により、自立支援医療で1割に軽減された自己負担分さえも、市が全額助成してくれるため――
✅ 訪問看護の利用料金は**実質「0円(無料)」**になります。

この助成を受けるには、伊勢崎市で以下の2つの申請が必要です。
- 自立支援医療(精神通院医療)制度への申請
- 福祉医療制度(マルフク)の受給資格証の申請
制度案内はこちら:
伊勢崎市 自立支援医療(精神通院)制度
福祉医療制度の詳細(PDF)
🔷 他の市町村にお住まいの方へ
群馬県内の他市町村でも、自立支援医療制度は共通して利用可能です。
また、前橋市・高崎市・桐生市・太田市・渋川市・みどり市などでも、福祉医療制度を設けており、
- 精神通院をしている方が「重度心身障害者」等の対象として認定されると、
- 訪問看護などの医療費の自己負担が全額免除または大幅に軽減される場合があります。
ただし、助成の対象範囲や金額、所得制限などは市町村によって異なります。
お住まいの自治体の福祉課・障害福祉課などへお問い合わせください。
🏥 各市町村の福祉医療制度:自己負担「0円」にできる条件
◾ 前橋市
- 「福祉医療」として18歳以下の子ども・ひとり親家庭・重度心身障害者・高齢の重度障害者が対象。
- 精神疾患通院者も「重度心身障害者」に該当すれば対象になる可能性あり
前橋市公式サイト
◾ 高崎市
- 子ども・ひとり親・重度心身障害者等が「保険診療の自己負担分と入院食費」を助成対象。
- 精神通院者は「重度心身障害者」区分に該当すれば福祉医療利用可。ただし所得制限あり
高崎市公式サイト
◾ 桐生市
- 同様に「福祉医療」で子ども・家庭・重度障害者に対して保険診療自己負担分を助成。
- 精神通院者も「重度心身障害者」に該当すれば申請可能。ただし要件・所得制限あり
桐生市公式サイト
◾ 太田市
- 子ども・ひとり親・重度心身障害者対象に、保険診療自己負担を助成。
- 精神通院者は「重度心身障害者」に含まれる場合、手続きすれば助成対象
太田市公式サイト
◾ その他の市町村(例:渋川市・みどり市など)
- 渋川市やみどり市でも「精神通院者(=自立支援医療受給者証保持者)」は福祉医療の助成対象に含まれる場合があり、県内医療機関で窓口支払いが免除されます
みどり市公式サイト
📋 比較まとめ
| 市町村 | 自立支援医療(精神通院) | 福祉医療(自己負担0円)対象者 | 所得など制限 |
|---|---|---|---|
| 群馬県共通 | ✅ 原則1割自己負担 | ― | 所得上限あり |
| 前橋市 | ✅ | 子ども・重度心身障害者等 | ○ |
| 高崎市 | ✅ | 同上 | ○ |
| 桐生市 | ✅ | 同上 | ○ |
| 太田市 | ✅ | 同上 | ○ |
| 渋川・みどりなど | ✅ | 精神通院者も助成対象 | ○ |
3. 当ステーションでは交通費も無料です
当ステーションでは、訪問時の交通費は一切いただいておりません。
安心してご利用いただけるよう、地域に根ざしたサポートを大切にしています。
ご不明な点はお気軽にご相談ください
「制度の申請方法が分からない」「うちは対象になるの?」など、
ご不安なことがあれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。
私たちは、制度をうまく活用して、利用者様の負担をできる限り軽くするお手伝いをしています。
